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身体健全、家内安全、交通安全などの御祈祷を行っています
法話
houwa
おもに18日観音様の法話を掲載しています。
世界最速のコンピューター「富岳の計算」
(令和2年10月18日)
今日は、10月18日(日)、
観音様の日であります。
毎日新型コロナウイルスの感染者が発表されまして、日本では、一進一退の状況が続いています。
先日、イギリスで新たな感染者が一日で二万人近くにのぼる日があるなど、感染が急速に拡大していて、十月十四日からロンドンを含むイングランドで、地域の感染状況に応じて三段階の規制を導入していました。そして、昨日の十七日から屋内では、別の世帯の人と会うことが禁止されました。
専門家などからは、全域で二週間程度の外出制限など、さらに厳しい措置が必要だという見方も示されていますが、すでに経済は深刻な打撃を受けているだけに、イギリス政府は難しい対応を迫られています。
今、私たちは新型コロナウイルスが蔓延するなかで、生活をしています。先日日本でも、世界で一番処理速度が速いスーパーコンピューター・富岳を使って、コロナの飛沫がどのように拡散するのかなどの研究報告がされました。
四人掛けのテーブル席についての研究、解析報告であります。会話、おしゃべりをすることを前提する報告であります。
自分の席の正面の方にうつる確率を1とすると、横に座っておしゃべりをする方は、自分の正面の方の5倍。斜め前の方は、4分の1になるそうです。
横の方は、正面の人より感染しやすい、ということは距離なんですねぇ。距離をどれだけとるのか。
会話をたのしむことは大事なことです。
マスクをすれば、飛沫が飛ぶのを少なくすることが出来る。
いま新型コロナウイルスがどんどん感染拡大して世界中で、みんなの気持ちが下向きになる。
気持ちの問題として
「あの人は感染した。」
「わたしにはうつさないでねー」と。
コロナウイルスに感染してしまった人を悪者として見ている。近くを避け、遠ざけ、排除する。このこころの持ちようがすべてのひとに広まる、こうなることを危惧しなければなりません。
当事者の心に、大きな負担を及ぼしている。
2、3年たったあとに、大きなしこりがのこる。
その心のケアが大事になってくる。
新型コロナウイルス
後に薬で治療できるもの、たいしたものではなかったと語られるものが、実は心には重大で、大きな傷となって残ってしまう。
コロナウイルスに感染してしまった人が悪者となってしまう、
いつのまにか、悪いものの対象がすり替わってしまう
この現状に注意しなければならないと思うのです。
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